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【不明小中生のなぞ その後どこへ】(下)行政に「届」なく発見困難 子供を“消す”親



引用URL:
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110124/edc11012408590004-n1.htm

【不明小中生のなぞ その後どこへ】
(下)行政に「届」なく発見困難 子供を“消す”親


(中)ずさんな学校基本調査 19政令市中、17市が誤報告


 「子供を連れて姿を消す保護者には何らかの事情があり、あえて踏み込まない」

 教育委員会の関係者はこう口をそろえる。姿を消した子供たちは、どうしているのか? その一部は、受け入れた自治体での様子から垣間見ることができる。

 ◆ひそかに就学

 兵庫県の山間部にある小学校は8年前、30代の母親の依頼で小学3年生の女児をひそかに受け入れた。事業の失敗と多重債務による取り立てが厳しく、夏休みに着の身着のままで都市部から転居してきたようだ。

 当時在籍していた教諭は「新学期が始まっても学校に行かない子供がいることを近所に不審がられ、『なんとか通学させてほしい』ということだった」と振り返る。

 母親は数カ月後に住民票を移転し、正式に転校手続きを取った。以前通学していた学校にも連絡した。教諭は「たとえ夜逃げしても数カ月すれば生活は落ち着く。子供のことを考える親なら、1年以上就学させないというのは考えにくい」と話す。

 ◆各地を転々

 相模原市教委が今年度報告した1年以上居所不明の児童生徒19人は、全員が入学前から住民登録地にいなかった。担当者は「住民票の転出届もなく、国外にいる確証もない。どこかで受け入れた市町村があるなら知らせてほしい」と、“発見”の難しさを吐露する。

 入学前から住民票を動かさずに各地を転々とし、保護者自らが就学手続きを取らない児童生徒の把握は難しい。

 大阪市こども相談センターの虐待対応相談課は「子供を学校に通わせないまま親子で各地を転々とし、就学年齢を何年か過ぎてから子供を保護するケースはまれにある」とする。

 大阪市西区のマンションで昨年7月、幼い姉弟2人(当時3歳と1歳)が放置され死亡した事件は記憶に新しい。殺人容疑で逮捕された母親(23)は離婚後、三重県や名古屋市などを転々とし、生活していた大阪市西区には住民登録していなかった。担当者は「住民票があれば子供の存在が確認でき、乳児検診など色々なかかわりができたのに」と残念がる。

 もし、事件が発覚しないままこの姉弟が学齢期を迎えていたら、2人とも住民登録地で「1年以上居所不明児童」になっていた。

 ◆問われる安否

 住民登録もせず、行政とかかわりを持たない場合、保護者は子ども手当や児童扶養手当(母子家庭)の受給など住民サービスが受けられない。生活は容易に行き詰まり、子供の安否すら危ぶまれる。

 岡山県倉敷市では平成14年、転入を届け出ず生活に困窮した母子のうち、11歳の女児が餓死する事件があった。身元不明遺体が掲載される官報には時折、子供の人骨も含まれる。宮城県では18年、10代前半と見られる女性の頭蓋骨が、21年には兵庫県で子供の頭部が見つかった。いずれも引き取り手はなく、無縁仏として葬られている。

 児童福祉に詳しい子どもの虹情報研修センター(横浜市戸塚区)の川崎二三彦(ふみひこ)研究部長は「子供の虐待について指導されることを嫌がり、児童相談所での相談途中で、住民票を残したまま転居する親子もいる。異常な形で姿を消した子供をどうやって捜すのか答えはない。考えなければいけない」と対策の急務を訴える。(村島有紀が担当しました)

                   ◇

【用語解説】学齢簿の抹消

 昭和42年の旧文部省通達によると、住民票がなくても学齢期の子供が居住していれば、その地域の教育委員会が学齢簿を作成し、以前居住していた地域の教委に通知する。抹消については通達はなく、通知がなくても市区町村が居住実態に合わせて住民登録を職権消除すれば学齢簿も自動的に抹消する教委もあり、不明児童生徒の実態把握を難しくしている。

                   ◇

多重債務、DVは解決可能

 1年以上居所不明になる理由として文部科学省などが挙げる借金による夜逃げやDV(配偶者間暴力)による避難は、その多くが解決可能だ。

 多重債務は弁護士会などの法律相談があり、任意整理や特定調停など債務整理ができる。ヤミ金業者の場合は警察が対応。DVの場合は、警察に相談して加害の「証明」を受ければ、逃げた先の自治体に住民票を移しても配偶者が閲覧できないようにできる。

 子供の貧困や虐待に詳しい一場順子弁護士(東京弁護士会)は「地域の結びつきもなく、社会資源の知識のない親が増えている。行政は不明になった子供の把握と同時に、解決方法があることを知らせる努力が必要だ」と指摘する。

                   ◇
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テーマ : ニュース・社会
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