内定取り消し電話相談 学生、悲痛な叫び
引用URL:
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/m20081212029.html
内定取り消し電話相談 学生、悲痛な叫び
2008年12月12日(金)08:05
□「年末に通告…なぜ」「補償金もでない」
雇用状況改善の兆しがみられない中、多くの学生が不安を抱え、年の瀬を迎えている。「年末に内定取り消しをだすなんて」「補償金もでない」。日本労働組合総連合会(連合)が行った採用内定取り消しに関する緊急雇用相談で、来春卒業予定の大学生から悲痛な声が相次いだ。内定取り消しばかりでなく、採用延期の通告で今後の対応に迷う学生もいる。相談内容を具体的にみてみると−。
■不動産業の会社から内定取り消しを受けた男子学生(22)
11月下旬に会社が民事再生法の適用を申請。12月5日に内定取り消しの通告を受けた。通告前に会社に経営状況を再三尋ねていたが、会社側の説明は「大丈夫」の一点張りだった。「早く会社の危機がわかっていれば対応もできた。今ごろ取り消しって、なぜ」と憤る。会社側からは補償金20万円の提示を受けた。しかし「留年し来年の就職も考えた場合、少なすぎる金額」。会社への引き上げ要求も考えている。
■建設業の会社から内定取り消しを受けた20代男子学生
7月に内定をもらった。この会社から内定をもらったので、他の会社の内定は辞退した。翌月、内定していた会社から業績悪化を理由に、内定取り消しの通告を受けた。改めて辞退した会社に相談したが、新卒採用はすでに締め切った後で、断られた。大学の学生部にも相談した。しかし、裁判を起こしても、弁護士費用も高額で次の就職活動にも不利といわれた。
再度、内定を取り消された会社に接触したが、「慰謝料などは一切支払わない」と宣告された。
■製造業の会社から内定取り消しの可能性を通告された女子学生(22)
11月下旬、内定を受けた会社から、「来年4月以降、当分の間、自宅で待機してほしい」と言われた。待機の期間は未定。業績悪化で、今後の会社の見通しも厳しく、希望部署への配属も難しく、入社式の実施の有無も未定との説明を受けた。内定取り消しの可能性もありうるとも言われている。このまま、会社を信じて、待ち続けるか、あきらめて就職活動を再開するか迷っている。
◇
連合による相談は9、10の両日に電話で行われた。相談件数は74件。このうち内定取り消しに関する相談は21件(男性15人、女性6人)だった。業種でみると、最も多かったのは上場企業の経営破綻(はたん)が相次ぎ苦境が目立つ不動産業の8件。今回は内定取り消し専門の電話相談だったが、派遣社員らからの相談も相次いだという。
相談を受けた担当者は「どうしていいかわからず、先行きに不安を持つ学生からの相談ばかりだった。取り消しは、雇用秩序を乱す行為。泣き寝入りしないで、相談してほしい」としている。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/m20081212029.html
内定取り消し電話相談 学生、悲痛な叫び
2008年12月12日(金)08:05
□「年末に通告…なぜ」「補償金もでない」
雇用状況改善の兆しがみられない中、多くの学生が不安を抱え、年の瀬を迎えている。「年末に内定取り消しをだすなんて」「補償金もでない」。日本労働組合総連合会(連合)が行った採用内定取り消しに関する緊急雇用相談で、来春卒業予定の大学生から悲痛な声が相次いだ。内定取り消しばかりでなく、採用延期の通告で今後の対応に迷う学生もいる。相談内容を具体的にみてみると−。
■不動産業の会社から内定取り消しを受けた男子学生(22)
11月下旬に会社が民事再生法の適用を申請。12月5日に内定取り消しの通告を受けた。通告前に会社に経営状況を再三尋ねていたが、会社側の説明は「大丈夫」の一点張りだった。「早く会社の危機がわかっていれば対応もできた。今ごろ取り消しって、なぜ」と憤る。会社側からは補償金20万円の提示を受けた。しかし「留年し来年の就職も考えた場合、少なすぎる金額」。会社への引き上げ要求も考えている。
■建設業の会社から内定取り消しを受けた20代男子学生
7月に内定をもらった。この会社から内定をもらったので、他の会社の内定は辞退した。翌月、内定していた会社から業績悪化を理由に、内定取り消しの通告を受けた。改めて辞退した会社に相談したが、新卒採用はすでに締め切った後で、断られた。大学の学生部にも相談した。しかし、裁判を起こしても、弁護士費用も高額で次の就職活動にも不利といわれた。
再度、内定を取り消された会社に接触したが、「慰謝料などは一切支払わない」と宣告された。
■製造業の会社から内定取り消しの可能性を通告された女子学生(22)
11月下旬、内定を受けた会社から、「来年4月以降、当分の間、自宅で待機してほしい」と言われた。待機の期間は未定。業績悪化で、今後の会社の見通しも厳しく、希望部署への配属も難しく、入社式の実施の有無も未定との説明を受けた。内定取り消しの可能性もありうるとも言われている。このまま、会社を信じて、待ち続けるか、あきらめて就職活動を再開するか迷っている。
◇
連合による相談は9、10の両日に電話で行われた。相談件数は74件。このうち内定取り消しに関する相談は21件(男性15人、女性6人)だった。業種でみると、最も多かったのは上場企業の経営破綻(はたん)が相次ぎ苦境が目立つ不動産業の8件。今回は内定取り消し専門の電話相談だったが、派遣社員らからの相談も相次いだという。
相談を受けた担当者は「どうしていいかわからず、先行きに不安を持つ学生からの相談ばかりだった。取り消しは、雇用秩序を乱す行為。泣き寝入りしないで、相談してほしい」としている。




